4月22日、林省吾・日本台湾基進友の会会長を講師に「第77回・台湾セミナー」

林省吾氏

台湾の蔡英文総統は3月29日から4月7日まで、呉釗燮・外交部長や林佳龍・総統府秘書長などを伴ってグアテマラとベリーズを訪問し、往路と復路には米国に立ち寄る「民主パートナーとの共栄の旅」を行いました。

往路のニューヨークでは下院民主党トップのハキーム・ジェフリーズ院内総務と面談し、帰路のロサンゼルスでは、ロナルド・レーガン大統領記念図書館で下院の米中戦略競争特別委員会のマイク・ギャラガー委員長など委員会メンバー多数が同席する中、大統領権限継承順位第2位のケビン・マッカーシー下院議長と会談しました。

台湾総統が米国内で下院議長や下院院内総務と会談するのは初めてのことで、マッカーシー下院議長から防衛協力の重要性を踏まえた「米政界の決意」を引き出し、米台の要人会談を常態化するなど大きな成果を上げたようです。

同時期に、中国国民党の馬英九・元総統も墓参を名目に、総統経験者として中国を初訪問しました。総統選を来年1月に控え、その前哨戦ともいえる訪問合戦を繰り広げて注目されました。

3月26日にはホンジュラスが経済支援を約束した中国と国交を樹立して台湾と断交し、中国の圧力にさらされ苦境に立つ台湾にはどのような明日が待ち受けているのでしょうか。

そこで、台湾の外交や政治に詳しい日本台湾基進友の会会長の林省吾氏を招き、蔡英文総統訪米の意義や各政党候補者の訪米から見た2024年総統選挙の行方についてお話しいただきます。

セミナー終了後は、講師を囲んで懇親会を開く予定です。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。

＊参加者は平熱の方のみとし、必ずマスク着用をお願いします。
＊会場で検温し、消毒薬を準備しています。
＊4月の会場はいつもの「文京区民センター」です。

令和5年（2023年）4月12日

日本李登輝友の会

記