「台湾は中国に帰属」と誤導する教科書に日本人が抗議

¤é¥»¤H¤h»P¦b¤é¥x ÆW¤H¹ÎÅé¤Q¤G¤é«e©¹¤å¬ì¬Ù§Üij¡u«Ò [駐日特派員張茂森/東京12日報道]およそ70人の日本人と在日台湾人は12日午前、文部科学省に赴き、帝国書院と東京書籍が出版した新年度の中学教科書が中国と台湾の間に国境線を引かず、生徒に台湾が中国領土であると誤って教えている事に抗議した。
文科省官房の専門官・工藤悟氏は抗議書を受け取るため姿を見せたが、同氏は抗議内容は必ず大臣に伝達すると述べるとともに、「個人的にはすまなく思っている」と語った。

抗議の対象となっているのは帝国書院の「中学校社会科地図」と東京書籍の「新しい社会科地図」で、ともに文科省の検定に合格し、来年4月からは、少なくとも100万人の日本の中学生に使用されることになっている。

そこで12日、世界台湾同郷会副会長の林建良氏と台湾研究フォーラム会長の永山英樹氏が率いる約70名が抗議を行ったわけだが、林氏は「台湾が中国の一部でないことははっきりしている。帝国書院と東京書籍の新版教科書が事実に背いているのは明らかだ。文科省がこのような不実内容の教科書を合格させたことは、完全に次の世代を蹂躙するものだ」と語っている。(10月13日付・自由時報)