日本の台湾統治を取り上げたNHKスペシャル「アジアの“一等国”」が偏向していたとして、日台友好団体や識者などから批判が高まっている問題で、NHKの福地茂雄会長は14日の会見で「あの番組はいいところも随分言っていると思った」と、内容に問題はないとの認識を示した。
福地会長は「(当時の)産業・インフラの芽が今の台湾の産業につながっているという気がしたし、教育でも規律正しい子供たちが映っており、一方的とは感じなかった。文献や証言に基づいているし、(取材対象の)発言の“いいとこ取り”もない」と評価した。【5月14日 産経新聞】