平成18年(2006年)2月14日、南投県は名間にて、育桜会と本会が台湾の李登輝之友会全国総会に寄贈する河津桜の贈呈式と仮植樹が行われました。
11時30分からの式典には、日本から育桜会の園田天光光理事長や出川達郎常務理事など8名、本会から柚原正敬事務局長など3名、また、桜植生の専門技術者も同行出席し、一方、台湾側は李登輝之友会全国総会の黄崑虎総会長や南投県政府の陳財源主任秘書など約30名が参加して行われました。
式典会場には1,000本の苗木が入ったダンボール10箱が積み上げられ、そのうちの1箱が封切られて苗木が見え、それを目にしたときには本当に安堵しました。
式典後には仮植樹場にて黄総会長、園田理事長、陳主任秘書などによって1本だけ植樹されましたが、16日までに1,000本の苗木はすべて植えられるとのことでした。
その後、南投県政府の李県知事が主催する昼食会が開かれ、知事からも桜を大切にして南投の観光名物となるよう育てていきたい旨のお話を承りました。
その後、先に寄贈した河津桜が咲く新竹へ移動し、新竹市立公園や動物園内に咲く桜を見学。1年生ものの桜も見事に咲いている様に心から感動を覚えました。また、接木にも成功したとのことで、その場所にも案内していただきました。
夜は新竹李登輝之友会主催による晩餐会が開かれ、林政則市長も臨席、新竹を美しい町にしていただき感謝している旨の挨拶を賜りました。
皆様からは多くのご寄付を賜っていますので、皆様の善意が実り、新竹と同様に南投県の桜も無事に花開いてくれることを祈りつつ帰国しました。
なお、新竹には140本の河津桜が植えられています。これですと、来年は「花見ツアー」が組めそうですので、決まり次第、お知らせいたします。台湾の方々と満開の桜を眺めつつおおいに飲み明かしたいものです。
バレンタインデーの14日、日本李登輝友の会および台湾の李登輝之友会全国総会の支援の下、日本育桜会・園田天光光理事長が河津桜一千株を南投県に贈った。式典では1株が植樹されたが、検疫の規定により他は1年間隔離してからの植樹となる。
南投県政府の陳財源主任秘書は桜が南投県の観光にとってプラスになるという期待を述べた。日台共栄の印であるこの桜が根付くことを祈りたい。以下は、中央通訊社、台湾日報の記事である。
日本贈河津櫻花萬株給南投 隔離一年後種植
(中央社記者曾立南投十四日電)在李登輝之友会促成下,日本育櫻会和南投縣政府十四日在南投縣名間苗圃,完成捐贈萬株河津櫻花儀式,這批櫻花全部到位後,将在名間苗圃隔離一年,才選定南投縣主要觀光地区栽種。
昨日贈花儀式由南投縣政府主任秘書陳財源主持,李登輝之友会総会長黄崑虎、日本育櫻会長園田天光光、南投李友会長陳啓吉夫婦,以及来自日本的愛櫻人士和李友会幹部參加。
在他們見証和農委会動植物檢驗局人員認定下,首批踝根密封的一千株河津櫻,在南投縣政府名間苗圃啓封,並隔離種植。依疫檢規定,進口的花苗不但不能帶有泥土,隔離時間還需一年,在這一年内,周邊五十公尺内不得有同科的植物。
黄崑虎説,日本育櫻会三年前就蒐集臺湾土壤及氣候因子,認為河津櫻最適合臺湾種植,並在新竹市試種成央A因此,河津櫻在南投縣應該沒有適應上的問題。
陳財源除了感謝日本育櫻会和李登輝之友会的促成,也将在櫻苗隔離一年後,選擇觀光区大量種植,以強化觀光景觀,也提昇觀光区人文氣質。
這批櫻花屬於日本伊豆半島河津町早開的櫻花,名為河津櫻,在日本花期是二月下旬至三月上旬。河津櫻花屬中型花,桃紅色,推定是寒緋櫻和大島櫻混交的品種。
好朋友日育櫻会贈南投櫻花
(記者劉敏華・南投報導)在李登輝之友会居間促成下,日本育櫻会理事長園田天光光昨天帶著一千株河津櫻花樹苗贈送給南投縣,雙方象徴性種下一株櫻花,代表雙方的友好情誼。
該批櫻苗将在名間苗圃隔離培育一年,以確認生長沒問題,而這一年的時間,雙方也将審慎選擇栽植地點。
日本育櫻会理事長園田天光光及日本李登輝之友会事務局長柚原正敬一行,昨天在国策顧問黄崑虎、南投李友会会長陳啓吉夫婦等陪同下抵達南投,並在名間郷苗圃樹木銀行挙行日本河津櫻花入園隔離培育儀式,縣府主任秘書陳財源代表接受,園田天光光、黄崑虎、陳財源等並一同種下一株樹苗,象徴雙方的友好情誼。
黄崑虎説,為了選擇適宜在台湾種植的櫻花,日本育櫻会三年前即蒐集臺湾土壤及氣候因子,評估後認為以河津櫻最適合,並在新竹市試種成功,因此河津櫻在南投縣應該也沒有適應上的問題,育櫻会還特別邀請植物專家至南投縣指導種植。河津櫻屬日本伊豆半島河津町的早開種,在日本花期約従2月下旬至3月上旬。陳財源感謝日本育櫻会和李登輝之友会的促成,去年4月育櫻会曾允諾若南投縣適合櫻花種植,将会提供萬株櫻花。