群馬県と台湾の関係の深さは、あまり知られていないようです。奇美実業創業者の許文龍氏は台湾の発展に尽くした後藤新平など9人の日本人の胸像を制作していますが、なんとその中の2人(羽鳥又男と新井耕吉郎)が群馬県出身です。これに触発され、群馬県立歴史博物館の学芸員だった手島仁氏が群馬県と台湾の関係を調べてみると、驚くべき事実が次々と明らかになりました。
また、芝山巌事件で亡くなった「六士先生」の中にも群馬県出身者の中島長吉がおり、同じく当時の群馬県令楫取素彦の子息、楫取道明もその一人です。本会の小田村四郎会長の曽祖父が楫取県令で、亡くなった道明は次男でした。
そこで、特別ゲストに小田村会長を招き、手島氏を講師に「群馬と台湾の深い結びつき」をテーマにお話しいただきます。
ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。
◆日 時:平成26(2014)年7月26日(土) 午後2時~5時(午後1時30分開場)
◆会 場:文京シビックセンター 4階 ホール
◆講 師:小田村四郎氏(元拓殖大学総長、本会会長)
「私と台湾の出会い─群馬県令・楫取素彦と六士先生・楫取道明」
[おだむら・しろう] 大正12(1923)年、東京生まれ。昭和22年、東大法学部卒業後、大蔵省に入省。名古屋国税局長、防衛庁経理局長、行政管理事務次官などを歴任し、同53年に退官。その後、日本銀行監事などを経て拓殖大学第16代総長に就任(平成15年退任)。平成14年12月、本会設立と同時に副会長に就任し、同16年5月、阿川弘之会長の後継として第2代会長に就任。主な著書に『憲法と自衛隊』『占領後遺症の克服』など。
◆講 師:手島仁氏(前橋市文化国際課副参事・歴史文化遺産活用室長、本会理事)
「群馬と台湾の深い結びつき」
[てしま・ひとし] 昭和34(1959)年、群馬県前橋市生まれ。立命館大学文学部卒業後、群馬県立中央高校や吉井高校などの教職を経て群馬県立歴史博物館学芸員に就く。この間、群馬県、沼田市、高崎市などの自治体史編纂に携わる。平成25年、前橋市長の招きにより現職。主な著書に『総選挙でみる群馬の近代史』『中島知久平と国政研究会』『群馬学とは』『羽鳥重郎・羽鳥又男読本』など。本会理事。
◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生) *当日ご入会の方は会員扱い
◆申込み:こちらのお申込フォームをご利用になるか、「お名前、会員 ・ 一般 ・ 入会希望のいずれか、お電話番号、懇親会への参加・不参加」を明記の上、メール、FAXにて下記の本会事務局まで(携帯電話からのお申し込みはこちらのお申込みフォームをご利用下さい)。
*7月25日(金) 締切 当日受付も可
◆懇親会:終了後、講師を囲んで会場の近くにて。
参加費=男性:3,000円 女性:2,500円 学生:1,500円
■主催 *当日の連絡先:090-1269-3918(柚原)