平成16年(2004年)12月26日

李登輝先生

               日本李登輝友の会 会長 小田村 四郎

先般は私ども日本李登輝友の会の会員が「李登輝学校台湾研修団」でお世話に相成り有難うございました。

さて、このたびは念願のご来日が実現し、心からお祝い申し上げます。

今般は奥様などご家族とご一緒に来日されるそうで、私ども日本李登輝友の会としては、その目的の一つに李登輝先生の来日実現を掲げてこれまで活動してまいりましたので、真に慶びに堪えないところでございます。日本国民の大多数も心から歓迎しております。

ご家族とともに来日されてからは名古屋をはじめ、鈴木大拙や西田幾多郎、あるいは八田與一を生んだ金沢や母校京都大学のある京都などを見て回られると伺っております。また、元旦を日本で、それも思い出深い京都で迎えられるそうで、その感慨はいかばかりかと、これまでの来日経緯を思い起こしますと私も感慨一入でございます。

どうか存分に日本の美しい風景と年末年始をご堪能いただき、無事にご帰国になることを心からお祈り申し上げております。また、来年、暖かくなりましたら、ぜひ奥の細道を散策にいらっしゃっていただきたく念願しております。