去る3月27日、本会は総会・理事会を開催、その後の懇親会を東日本大震災への支援を呼びかける「被災地応援チャリティ・コンサート」に切り替えて実施した。総会の冒頭にはインターネット中継で台湾と結び、李登輝元総統からはこのたびの地震に対する心に染み入る懇篤なお見舞いのメッセージをいただいた。 これは、この日、李登輝民主協会の蔡焜燦理事長が顧問を務められる「台北市李登輝之友会」(陳秀麗会長)が台北市内で『真情台湾、日本加油!』と題した東日本大震災のためのチャリティ・コンサートを開いていて、その会場に李元総統が臨席して行われたもの。総会会場のスクリーンを通して、李元総統以外にも進行役の蔡焜燦理事長や主催者の陳秀麗会長、『台湾人四百年史』著者の史明氏、元行政院長の謝長廷氏などが次々と日本語でお見舞いの言葉を述べられた。
このことを、4月22日付の産経新聞朝刊が当日の中継場面の大きな写真を付け、オピニオン面の「集う」で伝えているので下記にご紹介したい。記事中、川村純彦氏は本会常務理事。写真は右より、黄文雄・副会長、小田村四郎・会長、伊藤哲夫・常務理事、林建良・常務理事、柚原正敬・常務理事兼事務局長。