現在、日本の約120万人の中学生が学ぶ地図帳(帝国書院・東京書籍)は文部科学省の検定に合格していますが、なんと台湾を中華人民共和国の領土とし、日本は台湾を1945年に中国に返還したという誤った記述が堂々とまかり通っています。

台湾を中国領土とするのは、台湾侵略を正当化するための中国の政治宣伝であり、これらの記述は日本政府の見解にも合致せず、中国が台湾を統治していない現実に照らせば、誤りであることは明白です。中国の虚構宣伝を受け入れる文科省の教科書行政を許してはなりません。

そこで、今年が中学校教科書の検定年に当ることから、日本李登輝友の会は7月21日に川端達夫・文科大臣に「訂正要望書」を提出し、これらの誤記を検定で訂正するよう要望しました。台湾を中国領とし、日本が台湾を中国に返還したと記すことは「義務教育諸学校教科用図書検定基準」にも抵触する誤った表記です。
文科省は今年度の検定でこれらの誤記を訂正し、日台交流の将来を担う子供たちに正しい知識を伝えるよう求め、ここに日台国民集会を開催します。奮ってご参加ください。

■日時 平成22年9月4日(土)午後2時~4時30分(1時30分開場)

■会場 文京シビックセンター 3階 会議室1・2

■登壇者 水島総(チャンネル桜代表)、西村幸祐(ジャーナリスト)、梅原克彦(前仙台市長)、易錦銓(台湾経済研究院顧問)、柚原正敬(日本李登輝友の会事務局長)、永山英樹(台湾研究フォーラム会長)他。

■参加費 無料(カンパ歓迎)

■主催 日本李登輝友の会・台湾研究フォーラム・メルマガ「台湾の声」

■後援 在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、日本台湾医師連合

■協力 頑張れ日本! 全国行動委員会