2008年に政権交代した台湾では、国民党馬英九政権による傾中政策に対する国民の不満が増大し、昨年末の県市長選挙で大幅に得票率を増加させた野党民進党は1月の立法委員補選で3議席を独占する等、政権与党は苦境に陥っています。
一方、日本では、民主党政権が「台湾地位未定論」を唱えた斎藤正樹前駐台代表を事実上解任するという事態を起こすなど、台湾政策を後退させています。このように両国政府それぞれが中国傾斜を強めることにより、陳水扁時代に築かれた良好な日台関係が大きく損なわれつつあります。
日本李登輝友の会大阪府支部は、設立にあたり日本において長らく台湾の独立建国運動に携わり、李登輝元総統による民主化を経た台湾において台湾独立建国聯盟主席として活躍されている黄昭堂氏をお招きし、現在の日台関係についてお話しいただく機会を設けました。ぜひともご参加下さい。
【日時】 平成22年3月6日(土) 午後2時30分~午後4時45分(開場:午後2時)
【講師】 黄昭堂氏(台湾独立建国聯盟主席・昭和大学名誉教授)
【会場】 ドーンセンター「パフォーマンススペース」
【主催】 日本李登輝友の会大阪府支部
【参加費】1,000円(要申込み)
※会場定員150人の都合上、申し込みされた方からの優先入場となります。
※参加者には黄昭堂氏が著された冊子「台湾国家主権の確立-事実上の国家から法理上の国家へ」(財団法人台湾現代文化基金会出版 日文・中文・英文併記)を進呈します。
[懇親会のご案内]講演会に引き続き講師を交えた懇親会を開催します。参加を希望される方はお問合せください。会費は講演会込み5,000円です。
[問合せ先]
・設立準備会事務局 080-1403-3578(午後8時以降)もしくはlee-teng-hui-osaka@live.jp