台湾の対日民間窓口機関である亜東関係協会は5日、理事会を開き、李登輝元総統の信任が厚く日本の政財界に太いパイプを持つ実業家の彭栄次氏を次期会長に正式に選出した。
国民党政権には対日関係の実務経験者が不足しているが、日本語が堪能な知日派として知られる彭氏を登用することで、政権として対日関係を重視する姿勢を示した形だ。