「日本で大事なのは教育改革であり、自国に誇りを持つこと」
先般行われた第5回台湾李登輝学校研修団において、最終日の9月5日、李登輝前総統は特別講義の冒頭で、日本で大事なのは教育改革であり、自国に誇りを持つことであるとし、安倍晋三官房長官の新著『美しい国へ』(文春新書、7月刊)を取り出し、特に、安倍氏が第7章で「教育の再生」について展開していることを紹介された。
また、1時間半にわたった「日本の教育と私」と題した講義の中では藤原正彦氏のベストセラー『国家の品格』も紹介されたが、講義が終わり、その教室から出られる際、もう一度「安倍さんの本を読んでください、特に第7章ね」と言い残されたのだった。
李登輝前総統が安倍官房長官に触れた発言の一部が台湾国際放送でも報道されています。