去る3月14日、中国が定めた「反国家分裂法」は、もし台湾が「統一」に応じない場合、武力を行使すると規定するものです。これは2300万人の台湾人の意思を無視して台湾併呑を正当化するものであり、まさに「強盗の論理」と言っても過言ではありません。
この法律はまた、日本やアジア太平洋地域の平和と安全を脅かすものであり、中嶋嶺雄・国際教養大学学長が指摘されたように、すでに台湾は一つの独立した主権国家であり、中華人民共和国に統治された事実はまったくないのですから、中国の対台湾政策の稚拙さを露呈したものです。
つきましては、来る3月26日の台湾の100万人デモに呼応し、下記のような次第で、日本でも緊急に「中国の台湾侵略に反対する日台国民集会」を開催することになりました。
皆様の奮ってのご参加をお待ち申し上げます。
■日 時 2005年3月26日(土)午後4時~8時(受付:15:00~)
■会 場 ホテル海洋
東京都新宿区百人町2-27-7 (電話 03-3368-2778)
【交通】JR:大久保駅より徒歩1分 16:00 講演 2F コーラルルーム
藤井厳喜先生「反国家分裂法の不当性と日米台の対応」
昭和27年(1952年)、東京都生まれ。同52年(1977年)、早稲田大学政経学部卒業。クレアモント大学院政治学部を経て、ハーバード大学政治学部大学院助手、同大学国際問題研究所研究員。1982年以来、近未来予測の「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」を発行。主な著書に『「国家破産」以後の世界』『「世界地図」の切り取り方』『ジョージ・ブッシュと日米新時代』など。現在、ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役、拓殖大学客員教授、日米保守会議理事・事務局長。
黄文雄先生「反国家分裂法を骨抜きにする方法」
1938年(昭和13年)、台湾・岡山生まれ。1964年(同39年)、来日。早稲田大学商学部卒後、明治大学大学院経済史学修士課程修了。主な著書に『台湾は日本人がつくった』『日本の植民地の真実』『中国こそ逆に日本に謝罪すべき9つの理由』『中国の日本潰しが始まった』『捏造された昭和史』『華禍』『歴史から消された日本人の美徳』『チャイナ・リスク』など多数。評論家、拓殖大学日本文化研究所客員教授。
17:30 決議採択
18:00 懇親会 3F ローズルーム
■参 加 費 無料
■主 催 3・26中国の台湾侵略に反対する日台国民集会委員会
■加盟団体 在日台湾同郷会、日本李登輝友の会、日本中華聯合総会、留日台湾同郷会、東京華僑総会、メールマガジン「台湾の声」、台湾研究フォーラム、台湾独立建国聯盟日本本部、建国塾、林氏宗親総会、留日東京華僑婦女会、在日台湾婦女会、国民新聞、怡友会、全僑民主和平聯盟東京支盟、東京崇正公会、北関東婦女会、在日台湾商工会議所、日本台医人協会、日本台医人婦女会、蓬莱医師会、日本媽祖会、日本華商総会、日本福禄寿会、全日本台湾客家婦女会、日本台湾医師連合、埼玉華僑協会、千葉中華総会、全僑民主和平聯盟横浜支盟
■広報担当 林 建良 090-8645-9489 lin@d6.dion.ne.jp
■事 務 局 TEL 03-5211-8838 ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp[日本李登輝友の会]
*参考資料(当日の来場者に配布されたものです) 反国家分裂法全文(日本語訳)