李登輝元総統、日比谷公会堂で2000人の聴衆を前に講演
講演テーマは「竜馬の『船中八策』に基づいた私の若い皆さんに伝えたいこと」
李登輝元総統は本日午後13時半すぎ、講演会場の日比谷公会堂へ到着。入口では本会会員らが日の丸を振りながら歓迎。李元総統はわざわざ歓迎の列に歩み寄り、笑顔で握手を交わされた。
会場周辺では時半過ぎからすでに入場者が集まり始め、開場前の13時には長蛇の列が出来ていた。
講演は定刻どおり14時20分に始まり、坂本龍馬の「船中八策」をテーマに、今の混迷する日本が進むべき道を、「船中八策」を一項ずつ解釈しながら示し、2000人近い聴衆から万雷の拍手を受けた。
その後、東京青年会議所理事長の栂野慶太氏との対談では、精神論や日本文化、将来の日台関係などに話が及び、あっという間に時間が終了。惜しまれつつも、会場は大きな拍手に包まれた。
19時からは港区虎ノ門のホテルオークラで東京青年会議所主催のレセプションに出席。その後、記者会見に臨まれる。
李登輝元総統記者会見 日台ともに『脱古改新』で混迷の時代に対応を
李登輝元総統は、午後の講演を終えた後、ホテルオークラに戻って休憩。
19時過ぎからは、ホテル内のコンチネンタルルームで開かれた東京青年会議所主催のレセプションにご夫妻で出席された。レセプションには一般参加者を含めおよそ100名が出席。和やかな雰囲気の中、李元総統との交流を深めた。富山での講演を終えた金美齢氏も飛行機で駆けつけた。
20時半からは隣室のアトランティックルームで開かれた記者会見に出席。日台メディア約60社が駆けつけた。会見はおよそ40分。
※本会HPに載せきれない写真、詳細レポートは2009年特集ブログをご覧ください。