李登輝元総統、龍馬の生まれたまち記念館を参観 午後には熊本へ
初めての高知入りから一夜明けた7日、李登輝元総統は午前中を休息に充て、高知市内の宿泊先、城西館で過ごされた。
13時20分過ぎ、高知市立竜馬の生まれたまち記念館を訪問すると、来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」のポスターを見ながら印象を語られた。大河ドラマは台湾でも放映されるため、台湾から同行してきたメディアの関心も高い。
「(主演の)福山雅治を知ってるか」と聞かれた李元総統は「若い人だからねぇ。知らないなあ」と答えた。
また、昨日訪問した坂本龍馬銅像のポストカードを取り出し、「福山さん、(龍馬に)似てるかなぁ・・・」とつぶやくと、曾文恵夫人が「こっちの人(福山)の方が綺麗よ」とコメント。李元総統は、「だけど本当に重要なのは外見じゃなくて頭の中だ」と述べた。
また、高知の印象について、「初めての訪問だったけど、こんなに魚が美味しいなんてびっくりした」などと答えていた。
李登輝元総統、熊本へ。福岡空港では150人が出迎え
李登輝元総統ご夫妻は、次の訪問地である熊本へ向かうため、15時30分高知龍馬空港発のJAL3586便に搭乗。背の高い李元総統にとって50人乗りの小さな機材はちょっと窮屈そう。およそ40分のフライトで福岡空港へ到着された。
空港貴賓室で休憩の後、車で熊本県へ。空港出口に集まった本会会員らおよそ150人が日の丸の旗を打ち振って出迎えると、ご夫妻は笑顔で歩み寄り、「ありがとう」と声を掛けながら握手。18時過ぎ、一行は熊本市内の投宿先へ到着された。
※本会HPに載せきれない写真、詳細レポートは2009年特集ブログをご覧ください。