李登輝元総統ご夫妻は25日夕方、新千歳空港発のエバー航空に搭乗し、台湾時間夜7時すぎ、無事に台湾に到着しました。
7日間に及んだ今回の訪日は2009年以来5年ぶりのことでしたが、大阪、東京で二度にわたる講演を行ったほか、中性子（BNCT）を利用した癌治療、太陽光エネルギー発言、牛肉の生産状況を精力的に視察されました。
また、その合間を縫って政界要人と面会したり、会食に出席したりと忙しい日程をこなしたためか、北海道訪問では小樽訪問をキャンセルして半日を静養に充てるハプニングもありました。
ただ、帰国当日午前にはホテルの会議室内で随行記者団との懇談を行ったり、ホテルの庭園を散歩するなど体力的にも無事回復。
李登輝総統は、帰国便の機体入口まで見送った本会関係者に対し、「またいつでも日本に来ますよ」との言葉を残されました。
今般、本会は初めて招聘元として訪日の一切を取り仕切りましたが、ご協力いただきました方々に厚く御礼申し上げます。
