7月29日、安保法制の審議が行われている参議院の「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」において、答弁に立った安倍晋三首相は、台湾を「重要なパートナーであり、大切な友人」と発言した。次世代の党所属の和田政宗・参議院議員の質問に答えたもの。
和田議員は安保法制に関連し「台湾やASEAN諸国との安全保障協力関係を、我が国の抑止力向上のため、推進していくべきではないかと考えますがいかがでしょうか」と質問。
中谷元・防衛大臣に続いて答弁に立った安倍首相は、台湾について「台湾との関係については、非政府間の実務関係を維持するのが我が国政府の立場であります。台湾は、基本的な価値観を共有する重要なパートナーであり、大切な友人であります。どのような協力や対話を進めていくかは、我が国の基本的立場を踏まえつつ検討してまいります」と答えた。
※参議院インターネット審議中継HPから見る場合、4:47:35前後から安倍首相の答弁が始まります。