中央社の報道より

4月18日午後1時30分から2時まで、毎年恒例の防空演習が台湾北部で行われます。

「萬安39号」と呼ばれる防空演習が実施されるのは台湾北部の7自治体(台北市、新北市、桃園市、基隆市、新竹県、新竹市、宜蘭県)です。

防空演習はサイレンの合図とともに始まり、30分間の演習中は高速道路上の車両を除き、一般道を走行する全ての車両(バスなどの公共交通機関も含む)は路肩に停車しなくてはならず、歩行者は屋内への退避を求められます。また、レストランなどの店舗はシャッターを下ろし、消灯することが義務付けられています。

MRTや台湾鉄道、台湾高速鉄道(台湾新幹線)などは通常通り運行しますが、演習中に駅から屋外へ出ることは出来ません。警察や軍の指示に従わない場合は罰金が課されます。

本日の防空演習には桃園空港や松山空港も範囲に含まれるため、飛行機への搭乗予定がある方は時間に余裕を持って出発することをおすすめします。

また、防空演習は外国人観光客も例外なく従うことが求められるため、演習の時間帯に屋外にいる方はご注意ください。