ふんだんな写真と資料を用い、まさに「ビジュアル」という名がぴったりの『ビジュアル年表 台湾統治50年』が講談社から出版されています。

執筆者は『美麗島紀行』(集英社)の作品もある直木賞作家の乃南アサさん。乃南さんは今月号の『歴史通』(WAC)でも、池田唯・元交流協会台北事務所代表と「なぜ、台湾に心惹かれるのか」と題した対談を行っています。

この本は、台湾の国立台湾歴史博物館と永康街の「秋恵文庫」が全面協力ならびに資料提供したというもの。

領有直後の台湾の様子から、敗戦により日本の統治から離れた後の1940年代後半あたりまでの歴史がふんだんな写真や資料とともに語られた、年表というには豪華すぎる作品。

台湾ファンならぜひ手元に置いておきたい一冊です。

『ビジュアル年表 台湾統治五十年』 乃南アサ 
 講談社 定価2,800円(税抜) ISBN:4062201194 

永康街の「秋恵文庫」については下記から
http://twoffice.exblog.jp/14214211(本会台北事務所の記事)
http://www.taipeinavi.com/food/677/(台北ナビの記事)