9月13日、岡山に日本李登輝友の会の全国20番目の支部として岡山県支部が設立された。今年1月、アメリカのロサンゼルスにも支部が設立されているので、海外と合わせると21番目となる。
当日は午後3時半から、岡山市内のアークホテル岡山で設立総会が開かれ、約60名が参加した。参加者の中には大阪や姫路からも駆けつけた人もいる中、外務副大臣を務めた逢沢一郎・衆議院議員や、惜しくも今回の衆院選で落選した元岡山市長で新竹市との姉妹都市を提携した萩原誠司氏なども見え、お二人は、日本李登輝友の会本部から駆けつけた柚原正敬事務局長の来賓挨拶に続いて、来賓として祝辞を述べた。
総会の進行は和気健・岡山市議が務め、議長は「吉備の国から靖国神社に参拝する会」幹事長で、岡山李登輝友の会設立準備委員会の藤原一雅委員長が務めた。
藤原議長が規約案と役員案を説明、参加者による満場一致の賛同を得て岡山李登輝友の会は成立した。また、今年度の事業として、1)台湾八八水害募金活動の推進、2)第12回台湾李登輝学校研修団への勧誘、3)会員の増強、4)NHK「JAPANデビュー」問題への取り組みなどが承認された。岡山李登輝友の会の役員は、下記の通り。
その後、柚原事務局長による「NHKが引き裂く日台関係」と題した記念講演が40分ほど行われた。台湾と日本の関係について、台湾人の日本観について2006年時と2009年時の世論調査の比較を基に、政権が変わっても台湾人の日本に寄せる親近感がまったく変わっていないことや、NHKの「JAPANデビュー」がいかにヤラセ取材と捏造に満ちた内容だったか、そしてどのような裏工作が行われていたかを説明、会場から大きな拍手が起こった。
5時20分過ぎからは懇親会が開かれ、藤原支部長の挨拶に続いて、小田圭一・県議会副議長が来賓を代表して挨拶。また平沼赳夫衆院議員などからの祝電が披露され、波多洋治県議が乾杯の音頭を取った。この日は岡山市長選挙と市議の補欠選挙の投票日となっていたが、会場には岡崎豊県議など約60名が参加、中締めとなるまで台湾問題やNHK「JAPANデビュー」問題などで盛り上がった。
■日本李登輝友の会岡山県支部(略称:岡山李登輝友の会)役員一覧
名誉顧問 平沼赳夫 衆議院議員
顧 問 森靖喜 学校法人森学園理事長
同 長島洋 長島病院理事長
同 高原 忠敏 元航空自衛隊空将
相談役 波多洋治 岡山県議会議員
同 和気健 岡山市議会議員
同 若井達子 岡山市議会議員
会長 藤原一雅 吉備の国から靖国神社に参拝する会幹事長
副会長 井上勲 元神戸女子大学・就実女子大学教授
理事 阿部彰廣 阿部防水代表
同 木村雅一 バン・クライム代表取締役
同 藤原ふみ子 岡山県防衛協会女性部理事
監事 虫明昭吾 虫明技術士事務所所長