7月8日、本会理事の藤原一雅(ふじわら・かずまさ)岡山県支部長を団長とする岡山県支部訪台団一行9人が李登輝元総統を表敬訪問した際、李総統から「これ以上、被害が拡大しないことを願うと同時に、少しでも早く平穏な生活に戻られることを願っております」とするメッセージを託されましたので下記にご紹介します。
今般の豪雨により、改めて亡くなられた方々にお悔やみ申し上げ、被災された方々に深甚のお見舞いを申し上げます。
日本李登輝友の会・岡山県支部訪台団あいさつ
2018年7月8日
日本李登輝友の会・岡山県支部の藤原一雅(ふじわら・かずまさ)団長をはじめ、訪台団の皆さま、こんにちは!
さて、岡山県は大雨によって大きな被害が出ているところがあると聞いております。
どうかこれ以上、被害が拡大しないことを願うと同時に、少しでも早く平穏な生活に戻られることを願っております。
また、そうした大変な時期にありながら、皆さんが、わざわざ私を訪問して下さったことに感謝するとともに、皆さんの日台交流に対する熱意に頭が下がる思いでおります。
さて、先日訪問した沖縄でもお話ししましたが、今日の日本や台湾を取り巻く国際社会を見てみると、大きな変化が次々と起こり、先行き不透明な激変の時代を迎えていると言えるでしょう。
その中でも、特にアジアを不安定にさせている最大の要因は中国の覇権主義にあると言って良いと思います。
しかし、アジアがむしろそのような状況にあるからこそ、日本と台湾は関係をより緊密化しなければなりません。
日本李登輝友の会・岡山県支部の皆さんが、率先して日台関係のより一層の強化に励んでくださることを、私も大いに期待して、私のご挨拶といたします。ありがとうございました。