本会の調査によりますと、日本の自治体と台湾の自治体は1979年10月に青森県大間町が雲林県虎尾鎮と「姉妹町」を結んで以来、本年末まで87件の都市間提携を結んでいます。
2011年の東日本大震災までの32間で18件に過ぎなかった提携が、2012年以降めきめきと増え出し、2012年:5件、2013年:7件、2014年9件、2015年:8件、2016年:14件、2017年:18件、2018年:9件と、この7年で実に70件、80.4%を占めるに至っています。いかに日台関係が親密になっているかを象徴しています。
今年は昨年の半分の9件となり、昨年までの勢いに少し陰りが出てきた感はありますが、これまでの経緯からすれば決して少ないとは言えません。
また、中華人民共和国(中国)との比較でも、確かに都市間提携は366件(日本中国友好協会発表「日中両国間の友好交流都市一覧」)もありますが、実は1980年代から2000年頭にかけてがほとんどで、2015年7月30日に愛媛県が陝西省と結んだものの、2016年は一つもなく、2017年4月14日に福島県喜多方市が江蘇省宿遷市と結んだ提携が最後で、2018年は一つもなかったようです。台湾の自治体数を勘案しますと、いかに日台間の提携数が多いかが分かるのではないでしょうか。
詳しくは、本会ホームページに掲載していますので、そちらをご参照ください(随時更新予定です)。
2018年の日台姉妹都市交流
1)2018年03月02日 山梨県と高雄市が「観光交流覚書」を締結。
2)2018年04月19日 熊本県八代市と基隆市が「友好交流協定」を締結。
3)2018年04月27日 熊本県阿久根市と台南市善化区が「友好交流協定」を締結。
4)2018年05月26日 福井県南越前町と台南市白河区が「友好交流協定」を締結。
5)2018年05月29日 山形県と台中市が「友好交流覚書」を締結。
6)2018年05月31日 香川県琴平町と新北市瑞芳区が「友好交流協定」を締結。
7)2018年11月02日 鳥取県と台中市が「友好交流協定」締結。
8)2018年11月02日 名古屋市と台中市が「観光友好都市覚書」を締結。
9)2018年11月04日 長野県・駒ケ根市と台中市が「観光・教育交流協力覚書」を締結。