【ご案内してからあまり間がないにもかかわらず、早くも定員に達しました。お申し込みを締め切らせていただきます。悪しからずご了承のほどお願いします】
7月30日に亡くなられた李登輝元総統は、台湾大学助教授時代の1961年6月に来日の折、台北高等学校で一学年上だった王育徳氏を訪ねたことがあります。王氏は東大留学中の黄昭堂氏らと前年2月に台湾の独立をめざす「台湾青年社」を設立し、機関誌『台湾青年』を発行していました。
王氏は李登輝氏が訪ねて来たことを日記につづり「実に気持のいい人で、日本に来て始めてこんな素晴ら(し)き台湾人に会った」と書き残しています。王氏はまだ話し足りなかったようで、今度は王氏から李氏を訪ね「肝胆相照らして話し合った」とも書き残しています。しかし、当時の台湾は戒厳令のさ中にあり、白色テロが横行していた時代です。王氏に会ったことが発覚すれば、李氏は政治犯として逮捕を免れず、緑島送りになっていたかもしれません。
そこで、王育徳氏を父とする王明理さんに、李氏はなぜ王氏に会いに来たのか、李氏のめざした台湾と台湾独立建国聯盟のめざした台湾の違いなどについてお話しいただきます。
セミナー終了後は、講師を囲んで懇親会を開きます。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。
*武漢肺炎の影響で会場定員60人が26人となっています。お申し込みは先着26人とさせていただきます。参加者は平熱の方のみとし、必ずマスク着用をお願いします。会場で検温し消毒薬を準備しています。
記
◆日 時:令和2年(2020年)10月31日(土) 午後2時30分~4時30分(2時開場)
◆会 場:文京シビックセンター 3階 会議室1(正面入口右側のエレベーターをご利用下さい)
東京都文京区春日1-16-21 TEL:03-5803-1100
【交通】地下鉄:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 徒歩2分
都営三田線・大江戸線 春日駅 徒歩3分
JR総武中央線 水道橋駅 徒歩10分
◆演 題:李登輝先生と父・王育徳の密会
◆講 師:王明理さん(台湾独立建国聯盟日本本部委員長)
[おう・めいり] 東京都生まれ。慶應義塾大学文学部英文科卒。台湾独立運動の先駆者で台湾語研究者だった王育徳・明治大学教授の次女。2011年9月、台湾独立建国聯盟日本本部委員長に就任し現在に至る。著書に詩集『ひきだしが一杯』、詩集『故郷のひまわり』。訳書にジョン・J・タシク編『本当に「中国は一つ」なのか』。編集担当書に『王育徳全集』、王育徳著『「昭和」を生きた台湾青年』、王育徳著・島村泰治訳『Taiwan:A History of Agonies』。本会理事、在日台湾婦女会理事、日本詩人クラブ会員。
◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生)
*当日ご入会の方は会員扱い
◆申込み:こちらのお申込みフォームをご利用になるか、「お名前、ふりがな、性別、ご住所、お電話番号、メールアドレス(お持ちの方)、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会へのご出欠」を明記の上、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申込み下さい。*10月30日(金) 締切
◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて[参加費=3,000円 学生:2,000円]