本年も何卒よろしくお願いします。
武漢肺炎こと新型コロナウイルス感染症はとどまるところを知らないごとく猛威をふるうさ中の年明けです。
このような中で、今上陛下は例年通り、寒さがもっとも厳しい日の出前、宮中神嘉殿において「四方拝」の儀に臨んで国家国民の安寧と慶福を祈られ、続く宮中三殿における歳旦祭の儀や一連の祝賀の儀などに臨まれたそうです。今年は新年恒例の一般参賀が見送られましたので、ビデオで新年のお言葉を伝えられています。
お言葉は約7分に及び「今,この難局にあって,人々が将来への確固たる希望を胸に,安心して暮らせる日が必ずや遠くない将来に来ることを信じ,皆が互いに思いやりを持って助け合い,支え合いながら,進んで行くことを心から願っています。……今年が,皆さんにとって,希望を持って歩んでいくことのできる年になることを心から願います。ここに,我が国と世界の人々の安寧と幸せ,そして平和を祈ります」と述べられています。
その映像とお言葉の全文を宮内庁ホームページからご紹介します。
昨年は李登輝元総統がお亡くなりになったことで、多くの方々から弔意とともに私ども日本李登輝友の会の行末をご心配いただくお心遣いを賜りました。改めて御礼申し上げます。
台湾の五指山軍人墓地(國軍示範公墓)において李登輝元総統の埋葬式典が斎行された昨年10月7日、産経新聞に皆様からのご賛同の下に掲載した李登輝先生追悼特別企画「李登輝先生、ありがとうございました! 眞多謝!」で表明したように、日本李登輝友の会は今後とも李登輝精神を体し、日台関係の深化を目指して「躬行実践」を旨に活動を続けてまいります。李登輝元総統の日台運命共同体理念を実現し、日本と台湾の国交正常化をめざしてまいります。
本年も引き続きご理解の上ご支援のほどよろしくお願いいたします。
令和3年(2021年)元旦