平成21年4月25日(土)~29日(水) 38名(村上俊英団長)
第11回・日本李登輝学校台湾研修団は4月25日から29日に実施され、黄昭堂先生(台湾独立建国聯盟主席)、彭栄次先生(亜東関係協会会長)、齋藤正樹先生(日本交流協会台北事務所代表)、黄天麟先生(元第一銀行頭取)、馬莎振輝先生(タイヤル族民族議会議長)、林明徳先生(国立台湾師範大学教授)などの豪華講師陣による講義が行われました。
林明徳・中央研究院近代史研究所兼任研究員
元第一銀行頭取で、陳水扁政権では国策顧問も務めた黄天麟先生
羅福全・元駐日大使
台湾最南端の潮音寺では大東亜戦争中、バシー海峡で撃沈され、海岸に流れ着いた兵隊さんたちの遺体が祀られている。参加者の金山富彦住職が読経。
通訳兼ガイドを務めていただいた張文芳さん(左から二番目)とともに潮音寺の方々と。
潮音寺の庭にある観音像
また、今回の野外研修は台北を離れ、南の端・ガランピ岬や潮音寺、映画「海角七号」の舞台になった恒春を訪問、また烏頭山ダムに匹敵する鳥居信平(とりい・のぶへい)が造成した「地下ダム」の見学を行うなど、充実した日程を終え、参加者全員無事に帰国いたしました。
台湾出兵の発端となった琉球漁民虐殺の地を訪問
張文芳さんの説明に耳を傾ける
彭栄次先生(亜東関係協会会長)
齋藤正樹先生(日本交流協会台北事務所代表)
※李登輝元総統の特別講義は体調不良のため取り消し