【自由時報】李登輝可望下週取得日簽

日本交流協會台北事務所發言人松村敏夫昨日證實,交流協會昨日中午已收到前總統李登輝方面申請赴日本觀光簽證,交流協會會儘快將文件轉送至日本外務省進行後續處理。

據了解,若一切順利,李前總統最快在下週即可取得簽證。據熟悉人士指出,由於李前總統身分特殊,日方傾向核發單次簽證。

雖然交流協會只願證實已經收到李前總統的赴日申請,不願具體說明核發時間,不過由於日本首相小泉純一郎已經公開表態,強調日本政府認為沒有理由不發簽證給李前總統,因此可望順利核發李前總統的簽證。

李登輝前總統昨天在淡水台綜院向台聯立委錢林慧君表示,他正準備赴日事宜,對於台聯的未來,他要台聯人士好好思考。台聯黨中央及立委也將分別於二十三日及二十六日組團前往日本,部分立委盼屆時能在關西陪同李登輝,但為避免過度刺激中國,引發日本政府的困擾,李登輝此行十分低調,台聯立委屆時恐無法與李登輝會合。

至於中國對李登輝訪日表達抗議與不滿,台聯黨團副總召陳建銘説,李登輝到日本觀光,是任何一個世界公民應有的權利,不容中國插手干預,中國也不應干渉他國的主權,他呼喊國人共同支持李登輝赴日的人道、人權之旅,對抗中國對台灣的打壓。

【産経新聞・産経抄(12月18日)】

「妻や孫娘と一緒に日本の関西や北陸の温泉めぐりをしたい」と希望する台湾の李登輝氏(81)に、日本政府はビザ(入国査証)の発給を決めた。小泉首相は「断る理由がない」と述べている。ごくごく当たり前のこと。何の変哲も、不思議もない。

▼本来なら「断る理由がない」というより、「どうぞいらして下さい、歓迎します」というべきところだ。李さんは京都大学農学部出身の大の親日家である。昨年は『武士道解題』(小学館)という本も出版した。日本を“第二の故郷”ともみている。

▼ところが例により中国政府はシャカリキに横ヤリを入れてきた。今度も「台湾分裂活動を容認、支持したことであり、中国への挑戦である」と。しかし同氏はすでに一私人であり、骨休めの観光が希望だ。それ以上でも以下でもないはずである。

▼日本はこれまで北京に同調、日本自身の主権をないがしろにする政治的策動が目立った。平成13年春は、心臓病をもつ李さんが日本の医師の診察をのぞんだが、時の河野外相がビザ発給に反対。森首相が再検討を指示し、ようやく治療のためのビザが出された。

▼同十四年秋は、慶応大学三田祭で講演を依頼されていたが中国外務省がこれに反対。大学側の意向で取り消されたこともあった。それもこれも北京の顔色をうかがい、機嫌を損ねまいと右往左往するばかり。こんな腰の引けた姿勢で日本の主体性が守られるはずがなかった。

▼そうした時代に比べれば、日本もようやく普通の国、当たり前の国になってきたといえるだろう。町村外相も日本記者クラブの記者会見で「一市民が観光目的で来日するのを断る理由はない」と語っている。大陸国家・中国もそろそろ大人的になる方が賢明ではないか。