従来より本会では「本会の提言」として、帝国書院の『中学校社会科地図』および東京書籍の『新しい社会科地図』において、台湾を”中華人民共和国の領土”と表記していることは、日本の青少年に誤った認識を与えるものだと主張し、訂正を求めてきました。
併せて、それらの地図帳を教科書検定で合格させている文部科学省に対しても、事実認識を改めるよう求めてきました。
しかしながら現在のところ、本会が送付した質問状(7月4日送付)に対して、東京書籍は回答を寄せたものの、あやふやな内容に終始しているため、再質問状を送付(8月30日送付)している状況です。
地図帳シェア90%の帝国書院に到っては、「必ず回答する」と言明しておきながら、未だに回答が得られていません(10月5日現在)。
本会では台湾研究フォーラム、メールマガジン「台湾の声」編集部と協力し、社会科地図の是正要求運動を本格化するにあたり、以下のような緊急集会を開催いたします。
【日時】10月10日(祝)午後2時~4時
【会場】アルカディア市ヶ谷(私学会館)「鳳凰の間」
【内容】
第1部 リレー講演
①宗像隆幸氏(アジア安保フォーラム幹事)
『台湾正名運動の本質 社会科地図問題に関連して』
②柚原正敬氏(本会機関誌『日台共栄』編集長)
『捏造地図を横行させる文科省・教科書会社の驚くべき姿勢』
③林 建良氏(「台湾の声」編集長)
『日本人よ、我国台湾を中国に売ってどうする』
④永山英樹氏(台湾研究フォーラム会長)
『地図問題が象徴するもの 台湾を中国の一部と見たがる日本人の心理』
第2部 質疑応答
第3部 決議文採択
【参加費】1000円
【申込み】不要
【主催】台湾研究フォーラム、台湾の声、本会