magazine012第10号目となる本会の機関誌『日台共栄』12月号が刊行されました。すでに会員各位のお手元にはお届けしましたが、今号も盛りだくさんの内容です。

前号から始まった「巻頭言」は、李登輝前総統の来日をめぐり、加瀬英明・副会長が執筆。加瀬副会長は本誌初登場です。「台湾と私は」、李登輝前総統と台北高等学校時代の同級生で、現在、新潟李登輝友の会の支部長をつとめる伊藤栄三郎氏が正名運動に参加した折の李登輝前総統と話した内容をつづっています。

台湾への桜寄贈をめぐっては、調印式を行った際の感銘深い李登輝前総統のスピーチ全文を収録し、また、柚原編集長が寄贈の意義と訪台時の詳しいレポートを執筆。

サンフランシスコ平和条約をめぐっては、彭明敏・総統府資政の講演録を掲載し、地図帳問題については永山英樹氏が執筆。また、台湾返還の虚構については編集部記事を掲載して、問題点をわかりやすく解説しています。

蔡焜燦氏には高金素梅議員による靖国訴訟問題を執筆いただくなど、台湾問題を理解するのに最適の内容となっています。

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