日本李登輝友の会・福島県支部が3月14日に設立
本会新理事の林慎平氏(日本真悟の会会長)が支部長に就任

李登輝前総統の来日が報道されて以来、支部設立に向けた動きも活発化してまいりました。本会10番目の支部として設立したこの福島県支部もその一つです。

支部長に就任した林慎平氏は、福島県内及び栃木県那須町に合わせて6カ所もの養殖施設をもつ国内最大規模の淡水魚養殖場である林養魚場(昭和10年創業)の代表取締役であるとともに、衆議院議員で本会会員でもある西村眞悟代議士を囲む「日本真悟の会会長」としても活躍し、本会の第4回総会で新たに理事に選出されています。昨年、12月初旬には台湾に李登輝前総統を訪問し、本年2月には招請状を送っています。

これまで林建良常務理事が何度か講演に招かれていることや李登輝前総統の来日が伝えられたことで、今年に入って急速に支部設立の話が進み、本部の永山英樹事務局次長が去る3月14日に訪問した折に最終的に設立を快諾、設立大会はまだ開いていないものの、この日を設立日といたしました。

3月26日付の産経新聞「福島エリア版」には「福島に李登輝友の会-奥の細道で熱烈歓迎」の見出しの下、林支部長に取材した記事が掲載されました。この中で、李登輝前総統とお会いしたときの印象について「体が大きく、穏やかに話すが眼力が鋭く情熱的」と語り、「やりたい放題の中国ばかりに目が向いているが、日本に尊敬の念を抱いている台湾への考えを見直していかなくてはならない」と強調したことが紹介されています。

林支部長を中軸に、林養魚場の古参幹部でもある佐々木一彦氏を事務局長とする福島県支部は、今後、李登輝前総統の来日支援や日台交流セミナー、台湾関係者との親善交流を展開する予定だそうです。林支部長は今回の総会で理事に選出され、支部活動にも弾みがつきそうです。

本会メールマガジン『日台共栄』第303号より転載