今秋、金沢の生家前に戦前に台湾で巨大灌漑施設を建設し、不毛の地を豊かな地に生まれ変わらせた金沢市出身の故八田與一技師の功績を知ってもらおうと、「八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会」は生誕百二十年を記念して今秋、市内の生家前に石碑を建てる。

同会事務局長の中川外司さん(69)=金沢市=は碑から「どんな環境でも精魂込めて仕事をすれば評価される。誠心誠意、人のために尽くす姿勢を学んでほしい」と話す。

6月25日付・中日新聞