度重なる開業延期でやきもきさせられてきた台湾高速鉄路(通称:台湾版新幹線)が、1月5日、営業運転を開始した。
当初の予定では、14日まで運賃を半額に設定した「仮営業期間」とし、15日から「正式営業」だったが、切符販売の混乱から、半額期間を5日間延長し、19日まで半額料金を適用すると発表した。正式営業は20日からとなる。
また、工事が遅れていた台北駅~板橋駅の区間は旧正月(2月18日)前に開通の見通し。
日本の新幹線システムが海外で初採用された台湾新幹線は、元日に陳水扁総統が試乗をして実質的な開業宣言を行っており、いよいよ「新しい日台友好の象徴」が始動する。