台湾郵政が12日、スタートした。陳水扁総統は台湾郵政の正名式典で「台湾巡撫の劉銘伝が台北城に『台湾郵政総局』を作った。清朝の『郵政官局』よりも8年も早かった。台湾郵政は中華郵政よりも古かった。正名により歴史を回復することが出来た」と挨拶した。
台湾郵政の董事長が挨拶に立ったとき、労働組合幹部が、社名変更は法律改正に拠らず、違法だと抗議し、董事長の退任を要求した。同社労組は、郵政法、中華郵政公司設置法などの法律改正を待たずに行政院が社名変更したのは違法で、且つ膨大な費用がかかると反対を表明していた。