台北県は烏来にある高砂義勇隊記念碑を再建することを決定した。場所は烏来瀑布公園内に記念テーマ区を設け、碑には中国語、英語、日本語、タイヤル語のローマ字表記の4種類の言語で歴史的陳述を記し、歴史の価値判断には触れない。工費は1000万元ほどで来年4月に完成予定。
高砂義勇隊記念協会の簡福源理事長は「高砂族の勇ましい歴史を記し、祖先の霊を祭ることができればよい。県長に感謝する。しかし、高砂族は13族あり、高砂族の言葉を入れるなら全ての言葉が必要だ。また我々は英語を解さない。中国語と日本語の2種類で充分だ」と語っている。