台湾・ニューヨークと呼応し、9月15日午後2時から東京新宿で行われた台湾の国連加盟支持を訴えるアピール行進には400人近くが参加。休日でにぎわう新宿の繁華街を練り歩き、友邦の国連加盟支持を訴えた。
湾生世代のみならず、日本人を中心とする台湾問題に関心をもつ人々、祖国を愛する台湾人、日台カップル、日本人、台湾人の若者が多く参加した。
出発前の集会では総指揮の永山英樹氏が、台湾の国連加盟が持つ意義と経緯を説明した。
都議会議員の吉田康一郎氏は、「台湾が国際社会で認められていないことは不幸なことだ」とし、参加者を励まし、気遣った。決議文採択のあと行進を開始した。
もともと国際色豊かで人の集まる新宿の街を、小一時間かけて、台湾国連加盟を訴え、日本人の支持をアピールし、注目を集めた(アピール行進の際、沿道の人々に配布されたチラシはこちら)
ゴールの新宿中央公園では、大きな日の丸の旗手として歩いた日本李登輝友の会・柚原正敬事務局長が、皆を労った。また、台湾のデモ参加者が60万人に達したという嬉しいニュースがあった。
維新政党新風埼玉県本部の渡邊昇幹事長が同党東京都本部・鈴木信行代表のメッセージを代読し、運動はこれからも続くと励ました。
政経調査会の槇泰智代表、日台交流同友会の渡辺隆会長、台南会会長の三宅教雄・元海上保安大学校長などが参加団体代表として挨拶をした。
また世台会参加のため来日中の許世模氏が、「参加者の皆さんの苦労に心を動かされた、日本や米国の友人の支持がありがたい」と感謝の言葉を述べた。
盧千恵夫人は、「台湾に希望と愛を続けて与えてください」と訴えた。最後に台湾万歳三唱でしめくくろうとすると、台湾人参加者から日本万歳の声も湧きあがった。
台湾の国連新規加盟への支持が引き続き盛り上がることを期待する。
余談になるが、今回台湾から取りよせた、ロゴ入りの緑の小旗は、大リーガー王建民が地球を掴んでいるデザインで人気があり、一本残らず持ち去られた。