許世楷・駐日代表は、7月10日付で離任し、台湾へ帰国されることとなった。後任はまだ決まっておらず、その間は羅副代表が代行する。

奇しくも、日本側窓口である財団法人交流協会の池田唯・台北事務所長も離任が決まっており、後任の斉藤正樹・新所長が近日中に就任する。2日夜には台北市内で離任レセプションが開かれ、李登輝元総統も姿を見せた。


許世楷・駐日代表離任の挨拶

謹啓 盛夏の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、私儀、この度来る七月十日付で離任することとなりました。台北駐日経済文化代表処在勤の四年間は、公私にわたって格別のご厚情をたまわり、誠にありがとうございました。衷心より厚く御礼申し上げます。
後任が決定するまでの間は、現在の副代表 羅坤燦が代行致します。

今後とも台湾と日本の友好関係促進のため、ご支援ご鞭撻たまわりますよう、謹んでお願い申し上げます。
まずは略儀ながら書中にてご挨拶まで申し上げます。    敬白

                              二〇〇八年 七月 吉日

                         台北駐日経済文化代表処
代表   許 世 楷
内    盧 千 恵