8月23日、日本李登輝友の会滋賀県支部の発足記念会が滋賀県大津駅前の「ところがどっこい」というお店で開かれました。

滋賀県支部は本会19番目の支部となります。京都在住の清河雅孝理事及び高田喜朗氏(大阪在住の野口一理事はご自分が主催する講演会があるため、高田喜朗氏を代理に)も出席していただきました。福井県支部の藤田敏男副支部長もわざわざお祝いに駆けつけ、参加者は11人でしたが、大変盛り上がりました。

そもそも、滋賀県支部の発足は、本会に入会後、毎回「李登輝学校台湾研修団」に参加されている大津市在住の竹市敬二氏の熱く強い要望によって進められたものです。竹市氏は日本時代の台湾に生まれ、20歳まで過ごしていたことで、台湾に対する想いはことのほか強いことは私たちにも強く伝わってきていました。

通常、支部の設立は、30名程度の会員を擁する都道府県で進めるのですが、竹市氏は是非とも滋賀県支部を設立し、李登輝さんをお招きし、滋賀県にもっともっと台湾のことを広く知らせたいという熱意を持って支部の設立に奔走していただきました。席上でも、琵琶湖を抱える滋賀県をさらに台湾でアピールし、姉妹都市締結や観光客誘致など多くのアイディアが飛び出し、前途明るい船出となりました。

今後は、お隣の福井県支部とも連携をとりながら、台湾への研修旅行や講演会、交流会を開催し、日本李登輝友の会の活動を活性化するとともに、会員増加に務めていくなど協力していくこととなりました。

2004年末、訪日中の李登輝さんは琵琶湖に宿泊され、雪景色の中、新年を迎えられました。名古屋・京都訪問の合間の慌しい日程であったため、ぜひもう一度、李さんご一家にゆっくりと滋賀県・福井県にお出でいただきたいというのが参加者全員の願いです。