エッセイストの酒井杏子さんも推薦
本書は、戦前から戦後にかけ、筆者の成長過程に伴う様々な体験を通して、その時々の日台の世相と時代の空気を、日本語で等身大に綴った一冊。特に、日本ではあまり紹介されたことがない戦後台湾の職場風景の描写は貴重だ。
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■著 者:廖継思
■書 名:『いつも一年生』
■版 元:(財)台北市台中一中交友会文教基金会
■体 裁:A5判、並製、232頁
■発 行:2010年7月17日(台湾)
■取扱い:日本李登輝友の会
※目次
序・許秋滄/はじめに/日本語一年生/中学一年生/特別寄稿・台中一中受験記/浪人一年生/薬専一年生/サラリーマン一年生/薬剤師一年生/教師一年生/製薬一年生/海外旅行一年生/パソコン一年生・あとがきにかえて 校正・編集:張文芳
※廖継思氏プロフィール
大正13(1924年)年、台湾・台中市生まれ。台湾人。86歳。台中一中(第23期)を卒業後、昭和17(1942)年に千葉医科大学附属薬学専門部(現・千葉大学薬学部)に入学。卒業後、ライオン油脂、薬剤師、高校教師、製薬会社などを経て翻訳業に従事。台湾の日本語世代で組織する「友愛グループ」の重鎮として活躍するかたわら、平成17(2005)年、酒井杏子氏などと台北・日本・ロサンゼルスを結ぶ「杏の会」を設立し会長を務める。翻訳家。台北市在住。翻訳書に『CDAⅡ』『護用薬理学』など。
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