Exif_JPEG_PICTURE戸籍問題の第2期署名の締め切り日の1月31日を目前に、1月29日、新宿駅西口にて街頭署名活動を行いました。街頭署名を行うのはちょうど3ヶ月ぶりで、昨年10月29日、やはり新宿駅西口で行いました。

この日は気温6度、陽が雲に隠れて少し陰ると風がすごく冷たく感じますが、好天に恵まれました。午後2時、お手伝いいただく方々が次々と集まり出し、男性4人に女性4人、総勢8人で行いましたが、台湾大学日本語学科出身の女性にもお手伝いいただきました。

折しも西口のメイン広場は路上ライブの真っ最中。そこで少し場所を移動し、そこで本会会旗や台湾正名運動のシンボル「台湾は中国じゃない!」の幟などを立てて準備を終えると、大型拡声器を使って署名を呼びかけるとともに、スタッフが署名版を片手に緑色のアピールチラシを配り始めました。

Exif_JPEG_PICTURE今回は、東日本大震災に対する台湾からの多大な支援にも触れましたが、今年の7月9日から実施される「在留カード」では、台湾出身者の「国籍・地域」欄が「台湾」と表記されることにも触れました。同じ法務省でも入局管理局管轄の「在留カード」では「台湾」で、民事局管轄の「戸籍」では「中国」としているのは矛盾であり、縦割行政の悪弊だと訴え、一刻も早く台湾出身者の戸籍の国籍を台湾とすべきと署名への協力を求めました。

旧正月で東京に来ている台湾の方々が多かったようで、署名していただいた5人に1人は台湾の方でした。「寒いのに大変ですね、頑張ってください」「台湾のためにありがとうございます」など嬉しい言葉を何度もいただいた。

署名活動も終わろうとしていたときに、やはり旧正月休みで帰国していた中日新聞・東京新聞の台北支局長や論説委員をつとめた迫田勝敏氏がたまたま通りかかり、「やってますね」と署名していただいた。

陽はすでに落ち、冷たい風が路上を吹きぬけていき、手もかんじかみ、身体が冷えてきました。午後4時を少し回ったところで打ち止めとしました。暖かいお茶を買ってきて、冷えた手を暖めましたが、暖かいお茶は五臓六腑にしみわたるような感じでした

Exif_JPEG_PICTURE今回、署名にご協力いただいた方は78名でした。ご協力いただいた方々に御礼を申し上げるとともに、お手伝いいただいた方々にも御礼申し上げます。

1月31日には第2期署名を締め切り、第1期と同様に法務大臣に届けます。署名は今後も、下記のように1クールを3ヵ月として続ける予定です。また、街頭署名を行う予定ですのでご協力のほどお願いします。

・第3期署名 平成24(2012)年2月1日~4月30日
・第4期署名 平成24(2012)年5月1日~7月31日
・第5期署名 平成24(2012)年8月1日~10月30日

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