Exif_JPEG_PICTURE台湾の総統選挙で、馬英九・中国国民党候補が再選した。池田維・元交流協会台北事務所代表(駐台湾大使に相当)は「台湾住民が中台両岸関係の現状維持を望み、変化に不安を感じたためではないか」と分析。一方、中国は今後、台湾に対して経済的攻勢を強め、和平協定や軍事協定など、台湾併呑の方策を積極的に取り続けることが予想される。

このような台湾や中国に対して、日本はどう対応すべきなのか。集団的自衛権の早急な確立や台湾とのFTA(自由貿易協定)締結を提案している池田維氏を講師に、第6回台湾セミナーを開催する。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。

■日 時:平成24年4月21日(土) 午後6時30分~8時30分(6時開場)

■会 場:文京シビックセンター 5階 会議室C  東京都文京区春日1-16-21 (TEL 03-5803-1100)

■講 師:池田維氏(元交流協会台北事務所長)

[いけだ・ただし]  昭和14(1939)年3月、兵庫県生まれ。東大法学部卒業後、外務省入省。アジア局中国課長、米国大使館参事官、カナダ大使館公使、タイ大使館公使、アジア局長、官房長等を歴任。オランダ大使、ブラジル大使を経て外務省退官。2005年5月に交流協会台北事務所代表に就任。天皇誕生日祝賀会や叙勲を続け、台湾人観光客のノービザや運転免許証の相互承認の実現などに尽力。尖閣諸島沖での台湾遊漁船と海保巡視船の衝突沈没事故では台湾政府と交渉して事態を収拾。2008年7月に離任。(財)交流協会顧問。著書に『日本・台湾・中国─築けるか新たな構図』など。

■演 題:総統選後の台湾と日本の対応

■参加費:1,000円(会員) 1,500円(一般)
*当日ご入会の方は会員扱いです。

■申込み:4月20日(金) 締切  申込フォーム、メール、FAXにて【当日受付も可】

■懇親会:終了後、講師を囲んで会場の近くにて【社会人:3,000円 学生:1,000円】