中学校教科書の出典『理科年表』を編纂する国立天文台(林正彦台長)は6月18日、本会からの要望を全面的に受け入れ、玉山(旧・新高山)の標高を改め、またこの玉山を「中国」領としていたことを「台湾」と訂正することに同意し応諾しました。
その後、『理科年表』に台湾を中国と表記している箇所が見つかり、本会が改めて「台湾正名」を要望していたところ、14日、それに対する「回答」が速達で届きました。
今回も林正彦台長の直筆サイン入りで、本会からの「台湾正名」要望を全て受け入れるという「満点の回答」でした。早々の回答のうえ、前回と同様、台湾が中国領ではないことを認めていただいたことに感謝申し上げます。
回答書には平成24年8月1日付でいただきました『理科年表』における台湾の表記のご指摘につきまして「ご指摘いただいた3件は、いずれも先般の件と同様に地域名として台湾を用いるのが妥当であると思われます。具体的な記述方法は該当ページの執筆者と調整のうえ決定させてください。また、他にも同様の表記がないか、あわせて確認するようにいたしたいと思います」と記載されている。本会からの要望書と国立天文台からの回答書のそれぞれ全文は下記でご覧いただけます。
・本会からの要望書はこちら
・国立天文台からの回答書はこちら