李登輝総統ご夫妻の孫娘、李坤儀さんが5月に婚約の儀式を終え、年内に結婚式を挙げられる。
お相手は、嘉義出身で、現在は芸能事務所の香港支社長を務める趙贊凱氏(38歳)。
李坤儀さんは、李元総統の長男の李憲文さんと張月雲夫人の長女で、1981年8月生まれ。しかし、中華日報の記者だった李憲文さんは夫人と生後7ヶ月の李坤儀さんを残して1982年3月、鼻癌のため32歳の若さで亡くなっている。
2007年5月、李登輝総統ご夫妻が中嶋嶺雄・国際教養大学学長のお招きで来日した際には、李坤儀さんも同行。そのとき李坤儀さんが、同行されていた台湾独立建国聯盟主席の故黄昭堂先生と、まるで叔父さんと話すように親しく話していたことを今でも鮮やかに思い出す。
泉下の黄昭堂先生もこの慶事を知って心から喜ばれているのではないだろうか。まして況や李総統ご夫妻におかれてはいかばかりか。心からご祝意を申し上げたい。
【本会メールマガジン『日台共栄』2428号を編集しました】