李登輝総統の心臓カテーテルの治療医として知られる光藤和明・倉敷中央病院副院長が10月18日(日)、突発性心室細動で急逝されました。67歳でした。
光藤医師は今月上旬に台湾から帰国後、体調を崩して入院されていました。
2001年、ビザ発給が国際問題にもなった李登輝総統の訪日の目的は、「心臓カテーテル治療の草分け的存在」と呼ばれた光藤医師の治療を受けるためでした。
前年の秋、李総統が台湾大学病院で受けた心臓の冠状動脈狭窄を広げる手術に立ち会ったのが光藤医師で、症状が悪化していることもあり、術後の治療と再検査を受けるための訪日でしたが、日本の外交がビザ発給をめぐって大きく揺れたことに加え、海外の要人が東京の大病院や大学病院でなく、地方の民間病院を頼ったことは驚きをもって報じられました。
ただ、そもそも「世界標準を超える最良質の医療を倉敷で実現する」のが光藤医師の年来の目標(山陽新聞の記事)だったそうで、長年にわたり、心臓病センター長として治療の陣頭指揮に当たられていました。
ここに謹んでご冥福をお祈りします。
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故光藤和明医師のお通夜と告別式は下記の通りです。
・喪 主:光藤大地(ご長男 みつどう・だいち)
・お通夜:10月24日(土) 午後6時~
・告別式:10月25日(日) 12時~午後2時
・会 場:エヴァホール倉敷 優美の間
〒710-0042 倉敷市二日市511-1
TEL:086-429-1000 FAX:086-429-1244
*新幹線で岡山駅または新倉敷駅下車 → 山陽本線に乗り換え、倉敷駅下車、タクシーにて約15分
*JR 茶屋町駅下車、タクシーにて約10分
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