民進党の蔡英文主席は16日、来年1月の総統選挙の副総統候補にを陳建仁氏をあてることを発表した。
陳建仁氏は1951年生まれ。台湾大学動物学科卒業、台湾大学公共衛生研究所で修士号、米ジョンズ・ホプキンス大学公共衛生学部流行病・人類遺伝学研究所で博士号。
2000年からの民進党政権では、行政院衛生署署長や、行政院国家科学委員会主任委員を歴任。2003年に発生したSARSの対応に尽力し、その手腕を高く評価された経歴がある。
2011年からは、台湾の最高学術機関にあたる中央研究院副院長に就任していたが、今回の選挙戦出馬にあたり、すでに辞職願を提出したとしている。
総統副総統選挙の立候補受け付けは23日から。12月18日に公示され、翌日から正式な選挙運動が解禁となる。