本会は12月4日夜、台北市内のホテルで台日文化経済協会(黄天麟会長)と姉妹締結の調印式を執り行いました。
調印式に先立ち、本来であれば立会人として出席する予定だったものの、体調不良により欠席となった李登輝総統からのメッセージが代読されました。
李総統はメッセージで「台日文化経済協会は、台湾でもことのほか長い歴史を有する日台交流団体であり、今般、日本李登輝友の会との姉妹締結が調印されることで、両団体が今後よりいっそう日本と台湾の心と心の絆が深まるよう寄与してくださることを願っております」などと述べられました。
調印式では、本会の小田村四郎会長の名代として、支部長訪台団で訪台中の梅原克彦団長(本会理事)と黄天麟・台日文化経済協会会長が日本語と中国語の締結書にそれぞれ署名・調印しました。
本会と台日文化経済協会とは、その歴史に50年の開きがあるためか、日本側からは「姉妹締結ではなく親子締結のようなもの。日台交流団体の先輩として教えを請うとともに、パートナーとして、今後も引き続き手を携えて行きたい」などと挨拶が寄せられ、引き続き行われた晩餐会では「今日からまた改めてよろしくお願いします」となごやかな雰囲気のなか、各テーブルで乾杯が続きました。