本会に入った連絡によると、11月27日から軽い脳梗塞で入院していた李登輝総統は順調に回復し、本日(7日)午後に退院された。
もともとは8日に退院の予定だったものの、本日午前中の検査結果に問題がなかったため退院することになったとのこと。
病院で行ったリハビリも順調で、当初麻痺があった右手の指の症状もだいぶ回復してきており、箸を使っての食事やペンを持つことに多少の不便が残るものの、その他の日常の動作、会話、食事などについては全く問題なく、15日に予定されている孫娘・李坤儀さんの結婚披露宴にも予定通り出席予定だという。
ともあれ、李登輝総統が順調に回復されていることに安堵するとともに、ご本復を心より祈念したい。
なお、退院に際し、李登輝総統弁公室から出されたプレスリリースの日本語訳は下記の通り(本会台北事務所で訳したものです)。
「第9代総統弁公室」プレスリリース
まずはじめに、台北栄民総合病院の医療顧問団による治療と、各界の皆さまから寄せられたお見舞いに感謝申し上げます。
李登輝総統は本日(12月7日)午後1時30分に退院し、自宅へ戻りました。
医療顧問団の指示により、李総統は引き続き自宅で休養するとともにリハビリを続けます。どうか静かな環境維持のためご協力をお願い申し上げます。
ここに改めて皆さまからのお見舞いに感謝申し上げるとともに、天候不順かつ温度差の激しい時節柄、皆さまもご自愛下さるようお願い申し上げます。
弁公室主任 王燕軍