肺尖癌で療養中だった三宅教雄・本会前常務理事(元海上保安大学校校長・台南会会長)が12月2日に逝去されたとの連絡が入りました。
葬儀は近親者ですでに済ませれたとのことです。
延命治療はしないとおっしゃっていた三宅さんでしたので、予想された事とはいえ驚きました。
本会事務局より治代夫人にお悔やみを申し上げますと、10月には家族旅行もし、11月はじめまでは元気でしたが、半ばくらいから急に容態が悪くなったそうで、「三宅のことをたまには思い出してください」とのことでした。
ここに生前、三宅さんから賜りましたこれまでのご指導に心から感謝申し上げるとともに謹んで哀悼の意を表します。
[みやけ・のりお] 昭和7(1932)年、台湾・台南生まれ。同31年に海上保安大学校卒業後、海上保安庁に入庁。第11管区海上保安部那覇航空基地長、第2管区海上保安本部長、海上保安庁装備技術部参事官などを歴任。同63年、海上保安大学校校長に就任。平成2年退官。同22年9月の中国漁船による海上保安庁巡視船への衝突事件など尖閣問題を巡り、領海警備の実情などをテレビや講演で訴え活躍。台湾協会評議員、本会前常務理事。