北國新聞社が発行する月刊誌『アクタス』1月号(12月20日発売)で「金美齢の台湾レポート」と題した特集が組まれています。
北國新聞社のHPによると『アクタス』の創刊は1989年(平成元年)。「地元の政治、経済、社会、文化など各分野の話題を掘り下げた特集記事を目玉に、漫画、エッセー、暮らしに役立つタウン情報などを満載した総合月刊誌」と紹介されています。
北國新聞社のお膝元は石川県金沢市。八田與一の生まれ故郷ということもあり、台湾へ関心を寄せる市民も多いとのこと。そこで、よりいっそうの日台交流を応援したいということで、金美齢先生も毎号「無い物ねだり 南国生まれの北国思い」と題したエッセイを連載されているそうです。
今号の特集では「総統・立法委員ダブル選前夜 日台の黄金時代がやってくる」と「対談◆蔡焜燦氏(台湾の実業家・歌人)×金美齢氏(評論家)」の二本立て。
いつもの鋭い視点で「今回の選挙は日台の存亡かけた戦い」と展望、「ただ、今回の選挙に全面勝利できれば、日本と台湾の関係は黄金期に入る」と大きな期待を寄せています。
また、八田與一の銅像のエピソードから始まった蔡焜燦先生との対談は、日本精神について、台湾人と中国人の違い、「公」と「私」などについて語り合います。
対談では、直接プロデューサーの魏徳聖氏から聞いたという金氏が「なぜ映画『KANO』のタイトルはローマ字なのか知っていますか」と秘話も披露。ともに日本に格別の思いを寄せるお二人の対談をぜひお読みいただきたいと思います。
さらに、対談終了後は「台北の中心部を歩くのは久しぶり」という金氏が総統府や母校の台北市立第一女子高級中学(旧台北第一高等女学校)、台湾大学などを案内。
月刊誌のカメラマンに加え、ケーブルテレビ局も同行しており、カメラに囲まれた金氏の姿に周囲からは歓声が上がっていました。
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