台湾では端午節の今日(6月9日)、台北駐日経済文化代表処代表の謝長廷氏が日本に着任した。謝代表は予定より2分ほど遅れた12時57分着のチャイナエアラインCI220便にて羽田空港に降り立ち、1時10分過ぎ、到着ロビーに姿を見せた。
空港内では本会事務局をはじめ、駐日代表処や交流協会の今井正理事長など30人ほどが出迎え、在日台湾婦女会の張信恵・前会長などが歓迎の花束を差し上げた。
謝代表は空港内において、中国語で「台湾と日本はもともと非常によい関係だが、蔡総統も望んでいるように、今後、新たな時代の到来を期待し、双方の関係をさらに深化、強化させ、子孫のために友好のメカニズムを打ち立てたい。どの党が政権をとろうとも、この友好関係は不変だ」(朝日新聞)と着任挨拶を述べた。
また、記者から日本語でもと依頼されると「文化と経済を通じて日台の絆を深くさせていただきたい」と滑らかな日本語で述べた。
謝代表はその後、台北駐日経済文化代表処に入り、交流協会に着任の挨拶に出向いた。
明日は早速に、今年4月の地震で大きな被害を受けた熊本県を訪問し、陳菊・高雄市長や頼清徳・台南市長とともに義援金を届けるという。