記者会見の模様を伝える紙面(写真は八重山日報)

7月2日、李登輝総統を石垣市に招聘する「李登輝先生石垣市招聘事業実行委員会」(代表世話人=吉田信解・全国青年市長会会長、埼玉県本庄市長)で副代表をつとめる中山義隆・石垣市長は、後援する八重山経済人会議の大浜一郎・代表幹事らと石垣市内のホテルで記者会見し、改めて李総統の石垣訪問の意義や地元からの申し込みなどについて説明した。

この記者会見には、台湾から李総統の石垣訪問に同行する、李登輝基金会(董事長は李総統)の王燕軍・秘書長や同会の早川友久・秘書なども同席した地元紙の「沖縄タイムス」が報じているので下記にご紹介したい。

台湾の李登輝元総統、石垣島で31日講演 日台交流がテーマ

【沖縄タイムス:2016年7月4日】

【石垣】台湾の李登輝元総統を招いた講演会(主催・同実行委員会)が31日午後2時から、石垣市真栄里のANAインターコンチネンタル石垣リゾートで開かれる。総統退任後の来日は8度目で、2008年に沖縄を訪れているが、石垣入りは初めてという。

講演テーマは「地方から発信する日台交流の深化」。台湾がいかにして自由と民主主義、人権を獲得したか、東アジアの平和と安定を巡る知見などを語る。

実行委(代表世話人・吉田信解全国青年市長会会長=埼玉県本庄市長)の副代表世話人を務める中山義隆石垣市長は2日、記者会見し「日本と台湾の交流は人的、経済的にも広がっている。その方向性を見いだす良い機会」と述べた。

事務局を担う八重山経済人会議の大浜一郎代表幹事は「沖縄と台湾の関係は今後もすごく重要になる。多くの方々に来ていただきたい」と呼び掛けた。

定員350人、参加費2千円。レセプション(参加費1万5千円)もある。問い合わせは事務局、電話0980(84)1738。