12月13日に交流協会台北事務所が国賓大飯店で催した「天皇誕生日祝賀レセプション」には、李大維・外交部長や邱義仁・亜東関係協会会長など860人余が参加して盛大に開かれたことをお伝えしましたが、15日には交流協会高雄事務所が主催する「天皇誕生日祝賀レセプション」が高雄市内でも開かれ、頼清徳・台南市長や陳菊・高雄市長も参加したそうです。
交流協会高雄事務所のホームページにもその模様がアップされ、中央通信社も伝えていますので下記にご紹介します。
なお、台北でのレセプションは本会にも2012年よりご案内をいただき、毎年「祝 天長節」と記した立札の生花をお贈りしています。これは、2011年11月に急逝された台湾独立建国聯盟の黄昭堂主席が「祝 天長節」の生花をお贈りしていた顰(ひそみ)に倣い、そのご遺志を継ぐべくお贈りしているものです。
台南市長らが天皇誕生日祝う 台湾南部で祝賀レセプション
【中央通信社:2016年12月16日】
日本の対台湾窓口機関、交流協会高雄事務所は15日、天皇誕生日の祝賀レセプションを南部・高雄市内のホテルで開催し、頼清徳・台南市長、陳菊・高雄市長や日本企業の関係者らが出席した。
頼市長は、今年2月の台湾南部地震で発生直後に調査団を派遣した安倍晋三首相や、日本からの義援金に感謝を述べた。また、9月に結婚した卓球選手の福原愛・江宏傑夫妻が同市に定住予定であることに触れ、市民は2人との「偶然の出会い」を期待しているとした。
陳市長は、高雄市に進出している外資系企業のうち、日本企業の割合が最も多いと双方のつながりの深さを強調。同市で暮らす日本人に第2の故郷と思ってもらえるようにしたいと語った。
このほか、交流協会高雄事務所の中郡錦蔵所長も、日台の関係は非常に重要だと指摘し、今後の発展に期待を示した。