1月17日、日本政府観光局(JNTO)は2016年の訪日外国人客数(推計値)が前年比21.8%増の2403万9,000人となり、同局が統計を取り始めた1964年以降最多となったと発表した。
また「中国は前年比27.6%増の637 万人と全市場で初の600 万人台に達し、昨年に引き続き最大訪日旅行市場となった。加えて、韓国が初めて500 万人を、台湾が初めて400 万人を超え、香港を加えた東アジア4 市場は、前年比23.1%増の1,700 万人超となった」と伝え、この4市場だけで72.6%を占めるという。ちなみに、2016年訪日数の上位5ヵ国・地域は以下のようになっている。
1)中国:637万3,000人(26・5%)、2)韓国:509万300人(21・1%)、3)、台湾:416万7,400人(17.3%)、4)香港:183万9,200人(7.65%)、5)米国:124万2,700人(5.16%)
併せて発表している2003年からの訪日外客数の統計によれば、台湾からは以下のようになっていて、昨年が過去最高を記録した。また、東日本大震災が起きた2011年以降は順調に伸展しており、国交がないにもかかわらず、この訪日数からも日台関係が深化していることがよく分かる。
2016年:416万7,400人
2015年:367万7,075人
2014年:282万9,821人
2013年:221万821人
2012年:146万5,753人
2011年:99万3,974人
2010年:126万8,278人
2009年:102万4,292人
2008年:139万228人
2007年:138万5,255人
2006年:130万9,121人
2005年:127万4,612人
2004年:108万590人
2003年:78万5,379人